ルイザ・メイ・オルコットの自伝的小説「若草物語」を原作とした作品。
女性が仕事で自立して一人で生きていくことが難しい南北戦争時代のアメリカが舞台。
4姉妹の結婚観を通した生き様を描いています。
堅実な長女メグ、作家志望で意志の強い次女ジョー、ピアノが得意な三女ベス、負けず嫌いの末っ子のエイミー。
父親が南北戦争に従軍牧師として出征のため、４姉妹と母親、メイドの6人の女性だけの生活。
隣家は逆に男性3人の裕福な家庭と、食事もままならない5人の子供抱える貧困家族。
これら3家族の交流が、彼女たちの運命を左右する。
4人姉妹それぞれの人生に待ち受けていたものは.......
しみじみとした涙とほっこりが楽しめます。
回想シーンが多く、過去と現在の場面を行き来したり、登場人物が多いので、慣れるまでは集中力が必要です。
「私は楽しい物語を書く」 L・M・オルコットで始まり、出来上がった本を胸に抱きしめるシーンで終わるのも素敵です！
郊外のシネコンで都内より1週間遅れの公開初日。
18時過ぎのゴールデンタイムに鑑賞。
大きなスクリーンで観客は私のみ。
私だけの若草物語でした！
第92回 アカデミー賞（2020年）衣装デザイン賞受賞
