Rui

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語のRuiのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

めっっっちゃくちゃよかった
今このタイミングでこの年齢で
見たからこそめちゃくちゃ刺さった
ってのもあると思う
4姉妹全員に共感して、くるしくて
めちゃくちゃ泣いた…


若草物語自体は全く知らず
予備知識なしで見て、
過去と現在が交差して描かれるから
最初はちょっとわかりにくいって思ったけど
途中から自然とわかるようになる
むしろシームレスな演出でより引き込まれる


いいシーンもいい台詞も多すぎて困るけど

あなたが作家になる夢があるように
わたしは家庭を持って幸せになる夢がある
っていうセリフ、この役どころを
エマワトソンが演じているの、
めちゃくちゃサイコー

キャリアウーマンがいいとか
専業主婦がどうとか
どっちがいいとかじゃなくて、
女性にも無数の選択肢があって
自由にどれをも選べる環境であること
フェミニズムってそういうことだよね

結婚することだけが女性の幸せだと
思わない、自立したい、でも
取り残されていくようで寂しいって
お母さんの前で泣くジョーに
わたしもめちゃくちゃ泣いた
くるしい……
なんかもう後半ずっと
何もかもが刺さって泣いてた

わたしは性格的にはジョーだけど
エイミーのように生きたかったな
だからエイミーを羨むジョーと
"いつもジョーの2番目"って言う
エイミーも、どっちもわかりすぎて
はーーーーーーー(言葉にならない)


最後のメタ演出はびっくりしたけど
にやけた
製本される過程が描かれていたのも
美しかった


よかったなあ…
わたしもがんばりたい
映画館でもう一回見たいけど、
もうちょっと余韻を楽しみたい気持ち
Rui

Rui