このレビューはネタバレを含みます
現代では、勇敢に戦ったり、バリバリに仕事する女性の姿を描いた映画作品が多く、またそれが世間でのウケもいいように思います。この映画の主人公ジョーもそのような女性の1人であり、考え方がとても現代的でした。一方、愛する人と家庭を持って己の夢を諦めたジョーの姉妹の存在も描かれていました。これは古い考え方のように感じられ、ジョーと同じような現代的考えを持つ人には受け入れがたいことかもしれません。しかしながら、そんな彼女たちの人生もジョーと同じように価値があって特別なものなのだと感じられる作品でした。
また、「結婚に囚われず自由に生きたいけど、孤独になるのが怖い。」というジョーの悩みは時代を超越して共感できる感情だったと思います。
