Yuto

ラ・ポワント・クールトのYutoのレビュー・感想・評価

ラ・ポワント・クールト(1955年製作の映画)
2.9
ナレーションが無いのにナレーションが聞こえてくるかのような。映像が文字として入ってくるような感覚。

愛の対象にこだわる男性、愛の不安定さを嘆く女性、互いに互いを埋め合いたいと分かっているそのやりとりは青さを感じつつも、人が成熟していく過程を見ているようだった。
普遍的なものって多くあるんだなあと思った。

役者が監督の代弁者という要素を非常に強く感じる作品。時代は変わっていくんだな。
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