相も変わらず何の話なのかも分かんないけど「37セカンズ」を初鑑賞してみた。どうやら、身体に障害を持った女性のお話みたい。
タイトルの意味がよく分からへんもので、後にあらすじを見ると…生まれたトキに37秒間、息をしていなかったコトにより手足に障害を持ち車椅子での生活になってしまった彼女のストーリー。
ふむむ、これは重い話なのかな。と、少しばかし構えてしまうが、ヒロインを演じた佳山明さんの魅力が詰まっており随分と引き込まれてしまう。
後にググると演技ではなく、彼女自身も同じ障害を持っているみたい。まさに、リアリティ溢れる演技やったのよね。それは感情移入するのも自然な流れ。とにかく、映画の中とは言え応援したい気持ちに支配されていく。
母親の存在が一つの鍵を握るのかな。母親を演じたのは神野三鈴。多くの映画で見掛ける女性さんやけど、ちょっぴり過保護な母親を熱演。心配して何が悪いねんと思っていたけど…ちとトーンが重いのは伝わるかな。
親子喧嘩のシーン。内に秘めた怒りに、神野三鈴の血管が浮き出てくるシーンを目の当たりにした。いゃあ、凄いなぁ。たまたまかも知れないが、実にリアルな演技だと感じてしまうのである。
あとは渡辺真起子の存在感。このヒトがいなくては本作の物語も進展しなかったやろうね。大東駿介も相当に良い。とにかく、この二人の協力なくては成立しないぐらいの重要な人物。
だって、この二人に出会うことにより人間的にも大きく成長したからね。後半になるにつれて意外な真実があったりして展開としても良かったと思えたのであるのだ。