10月14本目の試写会はMETライブビューイング2018-19「ヴェルディ『アイーダ』」。
最初にお断りしておくと、私はオペラは初めての鑑賞。ですから「オペラ」のレヴューをする素地はありませんから、あくまでも初めてMETライブビューイングで「オペラ」に触れた感想と言うことで。
まず驚いたのは、その舞台装置のスケールの大きさ! 映画のセット並みの巨大なセットはまるで舞台の上にエジプトが現れたよう!
現代の最高峰の歌手たちが歌う歌は、圧倒的な歌唱力で「どこから声が出てるんだ?」って言うレベル。
ただ、本来「心の声」であるはずの台詞を大声で歌い上げたり、ひそひそ相談してるはずのシーンでも思いっきり大声で気持ちを歌ったり、オペラならではでおもしろいな。
3時間半というとんでもない長さの作品だったけど、途中二度入るインターバルにも工夫がいっぱい。幕間でリアルタイムで行われている場面転換の様子を見せてくれたり、キャストやスタッフへのインタビューを挟んだり、とても充実していた。
さらに言うと、インタビューアーというかMCを勤めているイザベル・レナードが美しくて、彼女が主演の「マーニー」も見たくなった。
オペラは初心者ですが、またこういった機会があったら見てみたいですね。
でもさすがに仕事の後の3時間半の試写会は終わったら22:30。疲れた〜(^^)。