『コードギアス 反逆のルルーシュ』シリーズの続編!
2019年2月の第2週。今世界で最も注目を集める映画監督の一人と言っても過言ではない、デイミアン・チャゼルの新作『ファースト・マン』に、DCからは『アクアマン』と、大注目の新作が公開初週を迎えるなか、私が最も観たかったのは今作『コードギアス 復活のルルーシュ』。『コードギアス 反逆のルルーシュ』と、続編の「R2」は学生時代にリアルタイムで観て見事に嵌まったアニメであり、その続編である今作は絶対に公開初日に観たい映画だった!
(ちなみに、念のため書いておくと、今作はテレビアニメの続編ではなく、昨年までに公開されたテレビアニメ版の総集編的な存在である、劇場版三部作の続編という位置付けなので、そこだけは要注意。)
そんな訳で期待値を高くして鑑賞したけれど、その高い期待値に応える見事な続編だった!
ネタバレ回避のために内容は詳しく書かないけれど、あの「反逆のルルーシュ」のラストを引き継いだ上で、違和感無く物語を展開していて、「コードギアスらしさ」はしっかり盛り込まれている。「R2」で完璧な終結をしていて、何をやっても蛇足になりそうな中で、今作は見事に大健闘をしたと言えるんじゃないかな?
作画の部分では『劇場版シティーハンター』とはまた違った方向で、製作陣がやりたいことをやり切っていることが伝わってくる。これには賛否もありそうだけど、個人的には嫌いじゃなかった。
細かい部分で言いたいことはある(ネタバレ要素を含むのでコメント欄に書いときます)けれど、本当に久しぶりに「コードギアス」の新しい物語を観られたという感激から、それだけでもうテンションを抑えられない1本です。満足!