lpさんの映画レビュー・感想・評価

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黄龍の村(2021年製作の映画)

4.3

今年は『ある用務員』『ベイビーわるきゅーれ』と、監督作の劇場公開が続く阪元裕吾監督の『黄龍の村』を後れ馳せながら鑑賞。

予想を遥かに上回る面白さだった!
キャンプに行く途中で車がパンクした若者達の一
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べネシアフレニア(2021年製作の映画)

4.0

東京国際映画祭にて鑑賞。

2021年の東京国際映画祭、ラストはワールドフォーカスからアレックス・デ・ラ・イグレシア監督の最新作『ベネシアフレニア』!

撮る作品は所謂ジャンル映画でありながら、不気味
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私たちの永遠の夏(2021年製作の映画)

2.5

東京国際映画祭にて鑑賞。

ユース部門から『私たちの永遠の夏』。
自分達は不死身で無敵だと思っていた17歳の夏、ある事件が起こり主人公たちの人生観が揺らぐ。

嫌いではないけれど、全体的に刺さるものが
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(2021年製作の映画)

3.5

東京国際映画祭にて鑑賞。

ユース部門から牛を題材にしたドキュメンタリー(?)の『牛』!
これが予想以上に驚きの1本だった!

タイトル通り牛の映画であり、牛の姿を堪能できる。牛の生活をありありと映し
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三度目の、正直(2021年製作の映画)

4.1

東京国際映画祭にて鑑賞。

コンペから日本映画の『三度目の、正直』。

主人公が記憶喪失の青年と出会い、神戸の町を舞台にした群像劇が動き出す。
主人公と記憶喪失の青年、主人公の弟とその妻、恋人、元夫。
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エターナルズ(2021年製作の映画)

4.0

映画祭の合間にMCUの最新作『エターナルズ』。

面白かった!事前の予想とは異なり、珍しい方向に進んでいくストーリーにビックリ。好き嫌いは分かれそうだけど、個人的には全然あり!

しかし、やってる事も
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よだかの片想い(2022年製作の映画)

3.5

東京国際映画祭にて鑑賞。

アジアの未来部門から、日本映画の『よだかの片想い』。脚本に城定秀夫がクレジットされていることもあり、期待しての鑑賞でしたが、期待通りの良作でした!

顔にアザのある女性が、
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オマージュ(2021年製作の映画)

4.0

東京国際映画祭にて鑑賞。

コンペから韓国映画の『オマージュ』。釜山映画祭とのスケジュールの兼ね合いもあり、東京国際映画祭のコンペに韓国映画が入選する事自体が珍しいのに、何と今作はワールドプレミア!
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誰かの花(2021年製作の映画)

3.8

東京国際映画祭にて鑑賞。

アジアの未来部門から、日本映画の『誰かの花』!
とある団地で起きた植木鉢の落下事故。主人公は認知症の進む父が、誤って植木鉢を落としてしまったのでは無いかと、疑念を抱き始める
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ザ・ドーター(2021年製作の映画)

3.0

東京国際映画祭にて鑑賞。

コンペからスペインの『ザ・ドーター』!

更生施設に暮らす少女が妊娠し、施設職員の男とその妻に匿われるが・・・というサスペンス。
ネタバレ回避で詳細は書かない(事前情報が少
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アヘドの膝(2021年製作の映画)

2.5

東京フィルメックスにて鑑賞。
今年のカンヌ国際映画祭で審査員賞を獲得した『アヘドの膝』。

過去作の上映会に参加する映画監督の姿を主軸に、イスラエル社会が抱える問題を炙り出していく。

ストーリーに社
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永遠に続く嵐の年(2021年製作の映画)

4.0

東京フィルメックスにて鑑賞。

「コロナ禍」をテーマにした7人の監督による短編集の『永遠に続く嵐の年』。
タイムリーなテーマに、アピチャッポンやパナヒと言った名匠達が挑んだとあって、気になっていた今作
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ハロウィン KILLS(2021年製作の映画)

3.5

映画祭の合間に箸休めの如く、一般上映で鑑賞!
「THE 娯楽作」といった感じの軽快さで、そこそこ楽しめた。ホラー映画として期待するものを、ちゃんと提供してくれた点で満足!

砂利道(2021年製作の映画)

4.0

フィルメックスにて鑑賞。

イラン映画の『砂利道』!
ある事情を抱えた一家のロードムービー。車中で繰り広げられる家族の会話劇をベースに、道中の様々な出来事を通じて、家族の抱える事情に迫っていく。

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四つの壁(2021年製作の映画)

3.3

東京国際映画祭にて鑑賞。

トルコからバフマン・ゴハディの新作、『四つの壁』。

イスタンブールへ妻子と移住せんとする男に、悲劇が訪れる。映画はこの導入部を皮切りに、男の姿にフォーカスを当ててドラマを
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市民(2021年製作の映画)

3.5

東京国際映画祭にて鑑賞。

コンペからダルデンヌ兄弟やミシェル・フランコ、クリスチャン・ムンギウと、驚くほど豪華な監督陣が製作にクレジットされている『市民』!

舞台はメキシコ。巨大犯罪組織に娘を突然
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もうひとりのトム(2021年製作の映画)

3.5

東京国際映画祭にて鑑賞。

メキシコから『もうひとりのトム』。

ADHDの息子(トム)を抱えるシングルマザーが、貧困による生活苦とトムの治療方針を巡る児童福祉局との対立で、次第に追い詰められていく。
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アリサカ(2021年製作の映画)

2.3

東京国際映画祭にて鑑賞。
ブリランテ・メンドーサの『復讐』に続き、フィリピンからもう1本。『アリサカ』。

警護中に襲撃に合い、1人生き残った女性警官を主人公にしたサスペンス。
掴みの早さは良いけれど
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ヴェラは海の夢を見る(2021年製作の映画)

4.2

東京国際映画祭にて鑑賞。

コンペ4本目はコソボから『ヴェラは海の夢を見る』!
ついに、今年のグランプリに推したい作品が来た!

夫が急逝したヴェラ。彼女は夫の従兄弟から、夫に関する「ある告白」を受け
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スワンソング(2021年製作の映画)

3.3

東京国際映画祭にて鑑賞。
施設暮らしの元ヘアドレッサーが、最後の仕事へと向かう道中をユーモラスに描いたドラマ。
今のところ今年のTIFFで出会った作品の中では、最も間口が広いフィールグッドな良作に感じ
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ある詩人(2021年製作の映画)

4.0

東京国際映画祭にて鑑賞。

コンペ3本目はカザフスタンから『ある詩人』!そしてこれがメチャクチャ良くできていた!

現代を生きる「詩人」と、過去の「伝説の詩人」の半生が交差する。ドラマとしてはスタンダ
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クレーン・ランタン(2021年製作の映画)

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東京国際映画祭にて鑑賞。
コンペ2本目はアゼルバイジャンから『クレーン・ランタン』。

服役中の男に話を聞く、法学生の男。哲学的かつ、メタファーを含んだ世界観で繰り広げられる2人の「対話」を、圧巻の映
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見上げた空に何が見える?(2021年製作の映画)

3.0

フィルメックスにて鑑賞。

一瞬で恋に落ちた男女。再会を約束した2人だが、呪いによって外見が全くの別人になってしまう。
この寓話的な物語を、ストーリーに負けじと独創的かつ自由に映す。第四の壁も軽々と越
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復讐(2021年製作の映画)

3.3

東京国際映画祭にて鑑賞。

コンペ1本目は、何とフィリピンのブリランテ・メンドーサ監督の新作がワールドプレミアで登場!『復讐』!

フィリピンのスラムを舞台に、バイク窃盗で犯罪組織の片棒を担ぐ男を主人
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ムリナ(2021年製作の映画)

3.2

東京国際映画祭にて鑑賞。

ワールドフォーカス部門からクロアチアの『ムリナ』!

抑圧的な父親の下で暮らす少女の物語。父親の旧友の訪問により、彼女の意識に変化が芽生える。

抑圧的な親の支配下にある子
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洞窟(2021年製作の映画)

3.0

東京国際映画祭にて鑑賞。

今年も開幕した東京国際映画祭。
まず1本目はワールドフォーカス部門から『洞窟』!

洞窟探索の描写に、近郊に生きる老人の姿を重ねて描く。美しいショットを淡々と積み重ね、台詞
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ある用務員(2020年製作の映画)

3.0

話としては普通なのだけれど、キャラクターのユニークさが映画の推進力となる。特に中盤から登場する前野朋哉が出色。スタイリッシュな映像美も良い。
惜しむらくは、予算の都合もありそうだけど、アクションの見せ
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

刑務所を出た男の視点で現代の社会を捉える。西川美和監督らしく、その視線は暖かくも厳しさを残す。今回も巧いし、面白い。
ただ、巧さが先行してか、主人公のキャラクター描写や唐突な「社会」に対する言及など、
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.1

現代の東京を舞台に、2人の女性の人生を描く。
前半はナチュラルな毒っ気、嫌味も織り交ぜられた現代の「貴族」の生活描写を堪能。後半はドラマにグイグイ惹き込まれる。
映画冒頭から出てくる「タクシー」の使い
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ウォーデン 消えた死刑囚(2019年製作の映画)

4.0

2014年にTIFFで上映された傑作イラン映画『メルボルン』のニマ・ジャウィディ監督の新作とあって期待したけれど、今作も面白かった!
刑務所の移転当日に1人の受刑者の失踪が発覚。そこから事態が二転三転
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

4.3

前作が良すぎたので、今作には「それなりに面白ければ良いや」ぐらいの温度感だったのだけど、期待を大きく上回る傑作だった!
何よりもまずアクションが楽しい。特に2回あるカーチェイスのスピード感が素晴らしか
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ウルフウォーカー(2020年製作の映画)

4.0

評判に違わぬ完成度が高くて面白い作品だった!人間と狼の魂を併せ持つ「ウルフウォーカー」を題材に、ファンタジックで独創的な話を展開する。友情と親子の物語を軸にしつつ、人間社会の閉鎖的な描写には、現代に通>>続きを読む

FUNAN フナン(2018年製作の映画)

4.3

あまり期待せずに鑑賞したけれど、期待を上回る傑作だった!

クメール・ルージュに支配されたカンボジアを舞台に、幼い息子と生き別れになった母親の物語を描く。厳しい状況下で息子を探さんとする母の姿を横糸に
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無頼(2020年製作の映画)

4.0

『ヒーローショー』が2010年の年間ベスト級の大傑作だった井筒監督久々の新作はヤクザ映画の力作だった!

矢継ぎ早に繰り出されるバイオレンス描写の数々で、観客を映画の世界に引き込んでいく。その一方でド
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劇場版ポケットモンスター ココ(2020年製作の映画)

4.5

言わずと知れた「ポケモン」の劇場版最新作。

今年のポケモン映画は、いつものポケモン映画とは毛色の異なる傑作「みんなの物語」の矢嶋哲生監督が再びメガホンを取ったとあって期待していたけれど、その期待を大
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