ブルー・マインドのめかぶのネタバレレビュー・内容・結末

女の子の身体の変化に戸惑う様、思春期特有の訳もなく苛立ち何かを発散させたい気持ちがとてもよく表現されている。
そして、その変化が足の指が引っ付いてきたり、脚の皮がめくれてきたり、衝動的に飼ってる魚を水槽から手掴みで取りムシャムシャ食べたり。
明らかにおかしい。
自分は本当にこの二人から産まれた子なのか？あまりにも気味悪い自分の変化に誰にも相談できず悩み、不良友達とつるんで気を紛らわせるが、身体の変化は止まらない。
こういう話でよく見るのは、カニバリズムだが、彼女の場合はなんと、人魚。
人魚かー…。なんだか一気にファンタジーな気分になってしまった。
いや、いいんだけど。
皮めくれるシーンとか気味悪いし、くっついてきた足の指の間を自分でハサミで切るシーンは見てられなくて目をそむけたし、所々痛々しいし不気味でホラーテイスト十分なのだが。
カニバリズムはありきたりになってしまったかな。
スイス映画。北欧系。こういう雰囲気多くて好きだが、人魚はなかなか斬新だと思った。
北欧インテリア素敵。