ヘンダーソン

未知との遭遇 ファイナル・カット版のヘンダーソンのレビュー・感想・評価

2.4
スピルバーグの作品は自分にとって当たり外れがとても大きい。
ユニークだなと思うアイディアやカメラワークもあるし、ラストのUFOマザーシップが登場して宇宙人が実際に登場するシーンは今観ても興奮する。でもこのシーン以外を見ると全体的に大仰過ぎるし、蛇足が多過ぎる。
主役がUFOに執着しすぎて狂っていく描写なんてあまりに酷い。

やはりこういう大作は同時代に観た方が圧倒的に意味があると思う。敢えて今観なくてもいいのではと感じてしまうのだ。