「イケてる美術、華のアメリカ60年代。
んなわけあるかい。」
華の60年代の雰囲気がいいよね。
アメ車にスーツ。かっこよすぎる。
美術はいったい誰だろう。
アイオワの光景がなめらかに優しく映る。一体どんなレンズなんたろう。音楽が本当に俳優の手で奏でられてるのもステキ。これほんと?拍手と土砂降りのトランジションってすごいセンスだな。
美しい装丁が、出自と人種、性差別の問題を包み込む。
個人的な差別ではなくしきたりって、いい言葉だな。最低。
ケンカで稼ぐごろつきトニー。
高潔で祭司のようなDr.チャーリー。
ちょい役も含め俳優がみないい顔するよね。
クリスマスまでには戻るという壮大な地雷ワードもありながら、本作では無事クリスマスに帰宅。ハピ。
といいつつドクターを取り巻く環境はえげつなくて、音楽と映像がきれいに包んでくれないと目も当てられない。これがグリーンブックの美術のステキなところ。
大事な話ほど、イケてないと届かないよなー。
とっても満足感のでかい映画。
満たされるなーーー!
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あと実はドクター、捕まってないんですよって話:
"映画『グリーンブック』の出来事は実話だったのか。60年代アメリカの黒人差別事情"
・表題「グリーンブック」に込められる意味
・ケネディ暗殺の2日前に起こった出来事
・隔たりを乗り越えるためのクリエイティブ
https://nowinthemovie.com/bio/greenbook01/