このレビューはネタバレを含みます
ラストが分かりやすくハッピーエンドで温かい気持ちで幕を閉じた、観やすいし差別について考えるきっかけになる映画だな〜という印象
故にこれはあくまでも実話ではなく映画…とも感じて、個人的にそこまでグッとはこなかった🥲
人種差別やジェンダー差別がもうめちゃめちゃな1960年代のアメリカ、ドンは自分のアイデンティティにどれだけ葛藤していたんだろうか……トニーの差別意識がどんどん薄れて最終的に良き友情で結ばれるって、すごい分かりやすいし共感しやすいストーリーだけれど、"映画みたいな話"だな〜と感じる(まあ映画ではあるんですが笑)、時代が時代なだけにトニーの差別意識が完全になくなったと私個人としては考えられなくて、《救世主としての白人》の描写という指摘もたしかに…て思ってしまったの、、、
実話を基にした映画、一体どこまでリアルなのか分からないし、御二方とも亡くなってしまっているのでもうここからは想像の世界かなあ、どうか2人が友情で結ばれていてお互い信頼し合える関係性であったことを願ってしまうわ…
