このレビューはネタバレを含みます
もう何よりも奥さんに惚れる映画だった。
最初のグラスを捨てたトニーに対して「なんでこんな事するの!?」って詰め寄るわけでもなく、「どうしたもんかな〜」と見守る姿勢をしていて、それはトニーが仕事で2ヶ月いなくなると突然言った時もそう。
「手紙を書いてね」と相手からのアクションを見守る心の広さ。書いてくれないかもしれないのに、それでもきっと彼女は怒らなかっただろう。
最後のドクとのハグで彼女が報われていて満面の笑みですごくすごく嬉しかった。
「手紙をありがとう」ってちゃんと会ったことも話したこともない人同士が、ああして笑顔できつくハグするってなんて素敵なのか。