チダ

グリーンブックのチダのネタバレレビュー・内容・結末

グリーンブック(2018年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

す〜〜〜ーーーーーーーーーーーーーーーーごいよかった。
最初主人公、いけすかね〜!ってなってたけどなんかこういう、ガラっぽくて小狡さのある…でも気のいい、家族思いのおっちゃんっているよなあ…みたいな…いやでもコーラを捨てるな 窓から あとゴミ箱に捨てるな コップを
映画が進んでいくにつれてドライバーのおっちゃんのことも一面だけ見て「暴力的で差別的な男」っていうレッテルを貼ってしまってた自分に気づくというか、なんか…いいよね…そういう構成もオシャレだ こうして言語化すると陳腐になってしまうけども…
主人公の奥さんとピアニストの人の手紙のやり取りが素敵すぎて笑ってしまった 最後の奥さんのセリフ含めて本当に美しいやりとりだった
「寂しいときは、自分から先に手を打たなきゃ」、大好きな台詞です
ロードムービーがそもそも大好きだけどドライバーのおっちゃんとピアニストのおっちゃんの友情物語がもう 本当にいいなって… ロードムービーで友情もの、本当にいいな…♡

差別を綺麗にパッケージングしすぎだって指摘は確かになあ…とは思ったけど差別とかネガティブな要素を創作物に落とし込むうえでどこまで不快な描写を入れるか?は結構課題だし、でもグリーンブックは不快ギリギリのラインで問題提起を示唆しつつ、老若男女広く届く美しい物語にまとめ上げてたのが見事だったなあと思ったよ
チダ

チダ