このレビューはネタバレを含みます
全く違う2人が出会って印象マイナスからのスタート。
それぞれに異なった境遇があって、背景があって、ルーツがあって。
口論はするけど、だんだん仲良くなってお互いを信頼していくのが良い。
ケンタッキーのシーンとても良かった。
窓から骨投げ捨てるけど、ゴミはちゃんと拾うところも。
でも白人の中でも「blackだから」と差別され、黒人からも「お高くとまってる」と揶揄される。
しかも対等な立場の人が少ないし職業的な部分が余計にシャーリーの孤独を掻き立てる。
それに対してトニーは真正面から接してくれるのがどれだけ嬉しいか。
シャーリーも意外と子供っぽいところがあるんだなって、たまにトニーがお父さんに見えるのも良い。
お互いにない部分を補い合う関係ってなかなか出会えない。
人生っていろいろだ
最後のジャズも警察官もちゃんとトラウマを回収していて良かった
(もちろん旅の締めくくりとしてなので、人生では一時的なものかもしれないけれど)
メリークリスマス