密かにアカデミー賞作品賞獲ると思ってるので絶対公開前に見たかった今作、試写会が当たったのでジャズ弾くシーンがあるらしいよ！と夜勤明けの旦那さんを連れて鑑賞、久しぶりに本当に心温まるハッピーエンドの映画を見た気がした。
差別が残る1960年代のアメリカ南部ツアーの道中の黒人差別に気品と教養で立ち向かう天才ピアニストのドクター・シャーリー（マハーシャラ・アリ）と手癖の悪い世話焼き食いしん坊イタリア系用心棒のトニー（ヴィゴ・モーテンセン）が少しずつ歩み寄ってお互いを尊重し分かり合うまでのロードムービー、130分とちょっと長いけどテンポ良く進むのでそこまで長さが気にならない。あと出てくるキーになる食べ物全部美味しそう。
ぽっちゃり？でっぷり？に太ってガサツなヴィゴ・モーテンセンがとってもキュート。クリスマスの時期に見てたらもっと良かったかも、と思わされるほっこりラストシーンがとても良い。最後の奥さんの台詞がたまらない。
