ぽんぬ

グリーンブックのぽんぬのネタバレレビュー・内容・結末

グリーンブック(2018年製作の映画)
4.9

このレビューはネタバレを含みます

ファーストデイに、最寄りの映画館にて。

アカデミー賞受賞作で自分にしっくりくるものが少なかったが、とてもしっくりきた。
胸にストンと落ちた。
エンドロールの間、席を立てずにずっと記憶に残った場面を思い出していた。

ただ自分の教養のなさからか、度々理解できない場面もあった。(恐らく黒人差別を隠喩している部分)

最後の車上荒らし?の伏線的場面にハラハラしてしまったが、何事もなく銃を空に放って解決するシーンに、物語の終わりを感じた。

酷い差別の場面の連続に、教科書で読んだ写真を思い出した。これ、全部ノンフィクションなんだなぁって。

雨の中、積もり積もった思いをトニーにぶつけるシーンがすごくよかった。
もう、ぐうの音も出ないほどその通り。我慢できないよね、考えられないくらい理不尽だもの。

二人のツアーでの旅路に、わたしも同席しているような不思議な気分だった。
トニーの気持ちの移り変わりと共に観ている自分の気持ちも変わっていくようだった。

やけにあっさり最後別れてしまったなぁと思ったら、やはり寂しくなったんだ、部屋をノックする音が聴こえて期待したら、質屋の方!なんだー、と思ったらやっぱりいた!よかった!笑

そして手紙、やっぱりバレてたんだね笑
そりゃあバレるか笑

今年一番素敵な映画だった。
最後のドンの笑顔に救われた、ありがとう。
色んな人に広めたい。初日に見れてよかった〜!
ぽんぬ

ぽんぬ