よしみ

グリーンブックのよしみのネタバレレビュー・内容・結末

グリーンブック(2018年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

実話という事で、映画の告知を観てマークしていた作品。なんだか感動出来る予感を感じつつ、あえて予備知識なしで、鑑賞。

感想としては、なんだかホッコリ暖かい気持ちになる映画。そして、もっと昔の歴史を勉強しなければならんなと考えさせらる映画。

野蛮なトニーは、最初はどうなの?と思える荒れっぷりだけど、徐々に愛着が湧いてくる。なぜドロレスのような素敵な奥さんが、、と思ってたけど。だんだん納得。
あんなに一生懸命手紙書いてくれるなんて素敵な旦那様。
シャーリーが、トニーを雇ったのも最初は謎だったけど、これも理解。
トニーの何だかんだ言って、シャーリーの注意を嫌々ながら直してく感じも好きだし、シャーリーのトニーのノリに振り回される感じも好き。
シャーリーのピアノを聴いて感動するトニーに何だか、感受性豊かな一面を見て嬉しく思った。その後の、指定したピアノじゃないものが準備されて、力づくで変えさせるところは、「おっ!」と、テンションが上がった。
旅先で出てくる差別の実態に、今では考えられない事実を目の当たりにして、初めて知る事で、衝撃を受けた。
やっぱりピークは、大雨の中のシャーリーの叫び。感情を吐き出せたんだね。という感動もあり。
2人で助け合って、家に帰るシーンもホッコリ。
グリーンブックは、緑の本だと思って見始めた映画が、黒人専用ガイドブックの事だったと言う事実を知る映画。
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