ゆきんこ

グリーンブックのゆきんこのレビュー・感想・評価

グリーンブック(2018年製作の映画)
4.5
夜20:40から23:05までで寝ちゃうかなーと思ったら一回も寝ないで観れた。今日は気圧も不安定でそこまで体調良くなかったのに。とっても良かった。
品格の有る黒人ピアニスト、ドクターとイタリア系白人の運転手のトニー。トニーは最初黒人差別が酷かった。ドクターと旅をしながら黒人差別を目の当たりにしながらトニーは変わって行く。
一番心に来たシーンは、トニーがドクターに「本当の黒人じゃない!(生活がハイソ)俺が黒人の様だ!」と言ったら「じゃあ俺は黒人でも白人でも無い何者なんだ!」と雨の中、車を無理矢理止めさせて歩いて行ってしまおうとするシーン。彼の哀しみが詰まってた。
日本に居るとトイレは別だとかレストランで食べれないとか遭遇しないので実感は無いんだけれど、本当にこういう差別は見ていて嫌になる。バーで、黒人ってだけで袋叩きに遭うとか意味解らない。しかもドクターは、有名ピアニストなのにも関わらず。
トニーが運転しながら手でフライドチキンを食べて何度も勧めるのにフォークとナイフが無いからムリと断るドクターも根負けして食べちゃうんだけど、そのシーンは印象的で、帰りにケンタッキーに寄りたくなった。でももう閉まってたのよね、残念。
近々、ケンタッキーに行く事間違い無し笑笑

トニーの奥さんも旦那さんが大好きなのがいい。家族が仲良いっていいね。
手紙もトニーじゃなくてドクターが書いてたのがバレてたのが最後のハグで解ったのがクスッ。

派手な演出とか無いんだけど、じんわり、ほんわか、心があったかくなる映画です。

この映画、お勧めです!!

明日はケンタッキー食べに行こう!
ゆきんこ

ゆきんこ