夢見るバク

グリーンブックの夢見るバクのレビュー・感想・評価

グリーンブック(2018年製作の映画)
4.5
アカデミー賞!
これは納得です。
笑いあり、涙ありの良作でした。

万人に勧められる映画です。
イタリアの血を引いたイメージ通りの男と、
イメージと違う黒人ピアニストの旅。
二人の友情が育っていくのが観ていて楽しい。
周りの人達も変わっていくように見えるが、それは見てる自分自身の見方が変わっていくからか。
フライドチキンの下りと、奥様へのお手紙のシーンは、
思わず声を出して笑ってしまいそうでした。

人種差別の問題に関してはおそらく、
ブラック・クランズマンのほうが真に迫っていたのだと思いますが、
本作はそこを深掘りしないと決めたのだなと思いました。
俳優さん方の一瞬の表情が、
人種差別について何分か説明的映像を見るよりずっと物語っているように感じましたが、どうなのでしょう。
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