ありんこ

グリーンブックのありんこのネタバレレビュー・内容・結末

グリーンブック(2018年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

差別を題材にした物語。

最初は1度使ったコップを捨てるほど
差別をしてたトニーが
肩を組んでドクを家に招き入れた
社会的な情勢が変わらなくても
一人一人の心から徐々に変わっていく
百聞は一見にしかず
って言葉が頭に浮かんだ

周りがしてるからじゃなくて
自分で見極めていくのって
大事だよなと思った次第

コメディ要素もたくさんあって
ブラックジョークも織り交ぜてて
とにかく面白かった


1番心に残ったのは
トニーが警官を殴ったシーンで
ドクがいろんなことにいつも耐えてきたのにトニーの1回の暴力で拘留されてしまうところ

ドクが馬鹿にされて腹が立ったのだけど
当人が我慢して耐えて勝ち取ってきたものを同情という名のエゴで簡単に壊されてしまうのはなんだか悲しいなと思ったし、思いやりの履き違えだなとも思った。

車の旅でいろんな風景を見れたのも
なんだか楽しくて
素敵な映画だったなまた見たいなと
思える作品だった
ありんこ

ありんこ