HidekiAndo

アフターパーティーのHidekiAndoのレビュー・感想・評価

アフターパーティー(2018年製作の映画)
3.6
そして全ての ヒップホップを夢見る人に

デビューを夢見るラッパーのオーウェンとマネージャーのジェフ。
ウィズ・カリファの前でラップを披露するチャンスを得たが、ハッパでキマりすぎ、カリファにゲロをぶっかけ、痙攣して倒れてしまい、ネット上では『痙攣ボーイ』と、思わぬ所で話題になるが、夢は絶たれてしまう。
失意のままオーウェンは海兵隊に入る事を決め、ジェフはそれを阻止すべく、3日間で契約を掴む事を決意。
二人は夢を実現する事が出来るのか?!

なるほどー!
ヒップホップ関連のNetflix 作品は、『ロクサーヌ ロクサーヌ』『ディファイアント・ワンズ』等々、良質なモノが多いですね!

黒人と白人のコンビだと、黒人の方がコメディ・リリーフなパターンが多いイメージですが、こちらは逆なのが面白いです。
ウィズ・カリファを筆頭に
フレンチ・モンタナ
DJ キャレド
プッシャT
等々 多くのカメオ出演も楽しいですし、まぁベタではありますが『夢を諦めず』というしっかりとしたメッセージ、ジェフの空回りしながらも前に進む姿にも好感が持てます。

映画が映画なのでヒップホップが満載で、特にRakimの件は良かったですが、個人的にはストリップでかかるキム・カーンズの『Betty Davis's eye』にグッと来ました。

当然ヒップホップを知ってた方が『より』楽しめますが、知らなくても『限られた時間の中で足掻く若者の姿』は、観ているだけで、楽しい気持ちになれます。
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