たぶん、アメリカ人は民主主義とか自由主義とか、そういうものに飽きてしまった。
そして、マジメに働かなくても、勉強しなくても、ネットでデタラメを発信しても、別に殺されることも、逮捕されることも、奴隷になることも、餓死することもない。
（以上、映画の内容でなく私の考えとして）
そのなかで誕生したのがトランプ大統領。
初マイケル・ムーア監督映画だけど、
もっとぶっとんでたり、
もっと思想が偏っていたり、
もっと痛烈なトランプ批判したり
だと思っていたけど、
もっと大きな視点でアメリカという国の問題点を示してくれたドキュメンタリーだった。
この映画の内容が事実なら、アメリカという国はかなりヤバい。
・トランプ政権誕生の経緯
・民主党はなぜ失敗したのか
・アメリカ社会の闇
・拳銃問題…
勉強にはなったけど、言ってることが多過ぎて、映画としてみたら、焦点がぼやけてしまった印象。
いずれにしろ、こういう映画を堂々とつくれるだけ、アメリカはまだ自由な国なのかな…
