映画として、めっちゃ面白かった。
ていうか知らないことが多すぎた…
・トランプの出馬宣言は（グウェン・ステファニーよりも低かった）自分のテレビ出演のギャラを上げるためのフェイク、話題作りとして行われた（この時点でもうデタラメやん……）
・現代アメリカで水道水の汚染による鉛中毒、感染症が発生。レジオネラで死者も多数出ている。それも五大湖を有するミシガンで。ライフラインが安全ではない、その悲惨さ。
・現代アメリカで、教師に健康管理という名目で監視用デバイスを着けさせるという案が出ていたなんて…どこの独裁国なのこれ……ストにより中止になったけど、正気の沙汰じゃない。
・民主党候補の中ではヒラリーよりサンダースの方が得票数多かった。かなり左派で、若者の支持も高かったんだとか。民主党じゃないサンダース vs 共和党じゃない（ビル・クリントン大統領時代の大口寄付者）トランプの戦いだったらまた違った？ていうかこの候補者決める段階といい、本選挙の選挙人制度といい、得票数だけでは決まらない仕組みがダメでしょ。民主主義じゃないでしょ。選挙への不信で選挙に行かなくなったら意味ないよ。
アメリカは自由の国だってみんな思ってるし、実際過半数の人がリベラル派なんだけど、選挙に行くのは銃規制反対だったりキリスト教原理主義だったり白人至上主義だったり思想を持つ人が多く、そういう人々のために政治が行われる。アメリカは自由の国だけど、9.11テロの6週間後には米国愛国者法ができて一部の自由を手放した。今後、何かあれば（いや、何もなくても）ナチス政権下のドイツのようになりかねない、と警鐘を鳴らす。ていうか現状既にかなりヤバいでしょこれどう考えても……
選挙権を持たない高校生たちが議員をやりこめたりSNSで選挙を動かす部分は痛快だし希望なんだけど、なんだろう、なんか危うい感じがした。ゆーてまだ子どもなんだよね。あの子たちの背後にもロビイストとかついてるのだろうか（「女神の見えざる手」好きなんですNRAと戦うの好きなんです）
さて、中間選挙の結果はどうなるのでしょうか
