「必要なのは安らぎじゃない。行動だ」
他人事じゃありませんね。
お恥ずかしながらマイケル・ムーア作品 初鑑賞です。
以下、かなり稚拙なレビューです。
映し出されることが、ことごとく知らなかったことばかりで、自分がどれだけ無知なんだと痛感させられました。
トランプに関しては多少 本でかじった程度で、こいつァヤバイぞ……と思ったりはしていたのですが、何故大統領に当選したのか、そのあたりは全くわかっていませんでした。
なので、やはりオープニングは凄まじかったですね。
より「なんで当選したんだよ!」という疑問が頭を支配するほど、アメリカでのヒラリー当選間違いなし!の勢い。
民主主義の破綻が恐ろしく、フリントの水の問題なんかも映画でしかみないような政府の、ーハッキリいって"悪行"ーに背筋が凍りました。
完全にやってることはテロですよね。
だからこそムーアの行動力に溜飲が下がるんですよ。放水作戦。
にしても以前から知ってはいましたが、トランプの人種差別、女性蔑視の酷さは、もう言語化できるレベルを超えてますね。
集会で黒人を追い出したり、質問者を退場させたり。
ヒトラーの演説や過去の映画のあるシーンとのオーバーラップで、今 この目の前で起こってる現実が如何に醜悪なものなのか、目を開かされました。
日本での、と言うか僕個人の政治への温度、関心度の低さが恥ずかしくなりました。
あれだけ若者が自分たちの住む国を変えようと動いているのに、僕は自国のことさえ知らんぷりして生きているんだから、どうしようもないですね。
もっと色々勉強してから、また観たいと思いました。
本当に頭の悪いレビューでしたね。