「RRR」のS・S・ラージャマウリ監督作。バーフバリシリーズの前編。
巨大な滝の下で拾われた赤ん坊。その赤ん坊はすくすくと成長し、シヴドゥという名を貰い滝の上に興味津々な立派な青年として暮らしていた。
なんとかして滝の上に登ろうと頑張るも、登り切れず落ちてしまう毎日。そんなある日、滝で拾った仮面に心を奪われたシヴドゥはある女性の姿が見えた。その女性の後を追うようについていくと...ついに登りきる事が出来た。そこでシヴドゥは仮面の持ち主であるアヴァンティカという女性に出会い、恋に落ちる。だがアヴァンティカには使命があり...
前編なだけあって「どひゃ～～！！」という所で終わりますが、流石「RRR」を作った監督。キャスト、場所は違えど似た雰囲気はあり、「RRR」鑑賞者なら見慣れた作りでとても観やすい。また、こちらも2時間30分と長尺ではあるものの、かなり頻繫に盛大に盛り上がるシーンばかりで飽きる事なく観れる。
前半は滝登り、中盤は滝の上の世界となっていて、ストーリー・展開はとても分かりやすい。
「RRR」にも共通していた事だけど、本作も映像として素晴らしい所が山盛り。滝登りのシーンなんか、シヴドゥはめちゃくちゃ危ない事してるのに景色が綺麗すぎて怖さとかはほぼ気にならず、なんなら景色もそこそこ観てたくらい。
アクション・映像は「いやいやいや！！！笑」という描写ばかりでずっと楽しい。終盤とか人がゴミのように扱われてて流石に笑った。
説明不要、文句なし、「RRR好きだったなら観て損は無し」くらいの作品だったので、気になっている方は観ましょう。
視聴 2023年12月19日
