アミコ

ジョーカーのアミコのレビュー・感想・評価

ジョーカー(2019年製作の映画)
4.5
社会的に取り残された苦しみや妄想と現実の入り混じった虚しさが最後正義と悪の逆転現象で表現されたとき、「ジョーカー」が誕生する。演じているホアキンフェニックスのジョーカー解釈がとても良くて、冷蔵庫に入るシーンや頭に指を立てるところ、狂気的に笑うシーンなどどこも気持ち悪さと人間らしさがある。
バットマンシリーズはゴッサムシティという舞台で成り立っているけど、映画の中と現代社会を重ねて似たようなことが起きてるな、と感じたときに「正義と悪の逆転」と同じ見え方を私もしてしまっていて、やられた、と思った。
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