このレビューはネタバレを含みます
2回目の鑑賞。
1回目はバットマンを観る前でジョーカーとしての立ち場がよく分からないまま観ていたので、最後のブルースウェイン殺害のシーンは結構衝撃だった....
なんといってもこの映画の凄さはホアキン・フェニックスの演技。序盤の優しいアーサーから終盤のイカれ狂うアーサー全ての表情、動きに「ジョーカー」を感じられてグッと引き込まれた。
最後、ポップな雰囲気で終わるのもまた気味が悪くて、ジョーカーぽさが全力で演出されてる作品だなと思った。
この報われない毎日で自分が認識してもらえる唯一の方法が人殺しという何とも凄惨な人生。誰か1人でも寄り添ってくれてたらジョーカーではない人生があったのかと思うと切な過ぎる。