「そんな怒るなよ?ただの冗談だろ?」が冗談では済まない。それは悪戯が過ぎたからか相手がおかしかったからか、はたまた運が悪かったのか。本当のところはどうせ話しても理解されない。
そういった怒りから生まれた物語なのか、はたまた本当にただの戯言から生まれたのか、それすらもクリアにはならない。まさに伝説。
最後のシーンはJOKERが直接手を下す訳ではなく「火が付いた」市民の手によるところが、JOKERをアイコニックたらしめる。
自分が存在しているかどうかさえ分からなかった男が誰もが無視できないヴィランへと変貌する。
JOKERとは一体なんなのか。