このレビューはネタバレを含みます
いやー期待通りの面白さだった。
これ原作知ってないと、面白さがわからないと思うけど、みんなついて来れてたの?
貧乏の中、病気の自分と母を養っているアーサーの切なさは素晴らしい。それでも健気に生きているんだよ。
弱々しいアーサーが段々と変わり、ジョーカーになった時のカッコ良さは、鳥肌もんだった。
ジョーカーは、バットマンにより作られた。と言う設定を上手く使っていたと思う。バットマン(ブルース」の父トーマス・ウェインにより、アーサーの治療所は閉鎖されるし、母に父はトーマスだと言われ、ブルースと会う。恵まれた子と恵まれない自分の格差と、全てジョーカーを作り出している。
ストーリーも素晴らしい、ホアキンの演技も素晴らしく、特にカメラが素晴らしかった。
残念ながらアカデミー賞候補にはなるだろうけど、受賞は難しいかな?せめて撮影賞はとって欲しい。
多分もう一度観に行くと思う。