噂通り最初から最後まで真っ暗
社会から虐げられ続けた男が復讐という負の感情で人々を従える側になってくという悪のシンデレラストーリー
次から次へと明かされる不幸な現実
そんな彼にとって暗闇の中唯一見つけた光は凶悪犯罪者の道でした
落ちるところまで落ちた時そこに生き甲斐があるなんてそんな切ないことあるんでしょうか
人を笑わせることを夢見た男は人を恐怖に陥れることで輝きを見つけてしまった
自分の社会の居場所を得てしまった
人々の感情が同情から尊敬に変わった瞬間彼は何を感じたのかなあ
明るい世界での悪とは違い
真っ黒な世界で真っ黒に輝くジョーカーは希望か絶望か一概には答えられないというのが正直なところです
この映画を見た人で主人公をただの大悪人と言い切れる人はいないと思います
ホアキンの演技からは本当に狂気しか感じなかった
ホアキンでよかった、感謝
新たな一面を見せてくれた心に残る映画でした
