(2回目 感想)
面白くなかった…。昔観た時は面白かったのに悲しいね。
もちろん音楽、画は素晴らしいんだけれど刺さらなかったな。
この映画は、それだけが全てではないがジョーカーに共感できるか共感できないか、といったところで感想がぐっと分かれる作品になっていると思う。この映画を観ている時、僕はずっと客観的に、俯瞰的にジョーカーや『ジョーカー』という映画を観察していたような気がする。上る動作と下る動作で明確に意味を分けてるな~とかそんなことを。昔観たときには気づかなかった、想像もしなかったことに気づけたのも良かったな。
あと発砲音にビビっていたのはあると思う。事前に銃が出てくるということは分かっていたが、どの辺りでという部分は明確に覚えていなかった為、それに気を取られるあまり作品に集中出来なかったという面もあると思う。
変化。昔は変化を極度に恐れていたが最近になって変化を受け入れることができるようになってきた気がする。その時好きだったものはその時に必要だったもの。今必要ないからといってその時、そのモノまでを否定することはない。そっと心の中にしまっておければ。感性が変わるのは仕方のないこと。そういった当たり前を改めて認識していかないと。
1回目 2020.02/11 DVD
2回目 2024.09/14 TOHOシネマズなんば