このレビューはネタバレを含みます
とにかく色の映画。
主人公の心が壊れていくことと比例して色が増える。その対比が作品にファンタジーの要素をもたせているように感じた。
冷蔵庫の光が漏れているブルーを使ったシーンは特に印象的だった。
悪い影響があるとかなんとかとも評価されてるのをみかけたが全く思わなかった。
人生なんてあんな感じだし、優しい人が報われるなんてことはない、環境は連鎖する。正解がない日々を過ごしていくだけ。
でも、だけども、だけども、
それは違うよねって。
自分と生き方を確かめるアート作品。