ShinMakita

カプリコン・1のShinMakitaのネタバレレビュー・内容・結末

カプリコン・1(1977年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

☆フライミートゥザムーン公開記念で過去鑑賞レビュー(所有DVDより)



世界初の有人火星飛行が、実は大嘘だった。NASAに脅された宇宙飛行士たちは、ヒューストンから300マイル離れたスタジオに作られた宇宙船のセットで演技を強制される。
しかし打ち上げた無人ロケットが帰還中に爆発してしまい、飛行士たちは死亡と発表される。彼らは本当に「消される」前に、スタジオを脱出し、マスコミに真実を公表しようとするのだが・・・


「カプリコン1」

まず、アイデアが凄い。そして、ケネディ暗殺から始まりウォーターゲートで頂点に達した政府への不信感がタイムリーに扱われた、タイミングの良さにも脱帽。いや、NASAが戦闘ヘリまで繰り出して証人たちを抹殺していくなんて、今じゃ考えられないですよ。
主役たち3人の飛行士たちを喰ってしまった記者役のグールド、農薬散布の親父サバラスもいい。これを観ずして、アメリカン・ニューシネマは終われない。社会派とエンターテイメントの見事な合体作!。
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