里親制度が日本でも必要大になっているので、実話ベースのこの映画も、一例の紹介になるかと。
主人公夫妻が、単純で、「いい人」で、子どもっぽくて（おだてられやすく、切れやすく、涙もろく、短絡的）。
案の定、感傷的に、三人兄弟を養子に迎え、その問題に早々と音を上げ、最後は…というお話しです。
問題も、本心の醜さも、正直に打ち明けて、映像化されたのなら、スゴいなぁ。
親としての暴言、「すぐ…するんだ！」の命令口調も、そうするしか思いつかないんだろう。
そうした場合の指導も、具体的に指南されることが（３つのＲ、とか出て来るけど）必要だろう。
そう、社会全体が、支配・道徳・懲罰でやってきた「虐待的」トラウマを、愛と知恵をもつコミュニティとして癒やされていく必要があるもの。
あれこれ思うにしても、みんながサポートする側になっていくのがいい。
最後に、「全体写真」を取りますが、あ～、この全体が「インスタントファミリー」なんだなぁ～って思いました。
まだまだ、バックスライドもあったでしょうし、これからもあるだろうけど、支え合っていくコミュニティを造りたい。
なんども泣けました。
