雨宮はな

十二人の死にたい子どもたちの雨宮はなのレビュー・感想・評価

3.0
ガッツリ自殺を阻止されるような、グロホラーかと思って(若干期待して)観に行った。
…ら、違った。
これはミステリーでしょうか。

疑惑解決のヒントはわかりやすく丁寧に提示されているものの、それで全てが分かるようにはなっていないので面白さを保てている。

キャラクターも実に個性的。
かつ、現実味を帯びている。
ゴスロリがいたので「無理やりキャラ付けしたようなのがいるな」と思い込んで、あまり期待していなかったのですが…。

ただ、杉咲花が演じるアンリだけはいただけない。
彼女が演じてくれなかったら、色々アウトな奴。ヤベー奴。

さて。
あなたはどうして「死にたい」のですか?
その「死にたい」は「自分でこう生きた、と決めたい」ということですね?
では、「死」ぬことでしかそれは叶わないのでしょうか?
雨宮はな

雨宮はな