BPM86

悪魔はいつもそこにのBPM86のネタバレレビュー・内容・結末

悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

初鑑賞

どんな思想や信仰があっても結局優れているのは暴力だと突きつけられる作品。

暴力は暴力でしか対抗できない残酷さをジワジワと人物を伝っていく感じが非常に面白かったです。

絶対に抜け出せない暴力のループがひんやりと伝わるのが、もうなんとも言えない感覚でいい意味で胸糞なんですよね。

ナレーションが誰目線?
と思って少し調べたら原作著者のドナルド・レイ・ポロックが担当しているみたいで、この物語の創造主〝神″視点と知り良く出来ているなと感心。

戦争描写で始まり戦争ラジオで締めくくるのも皮肉が効いていて良かったです。

しかしナレーションを調べてる時に見たけど牧師役のロバート・パティンソンのCVが櫻井孝宏さんでくっそ笑った(笑)字幕で観てよかったー。吹替で観てたら吹いてたと思う。

グッと引き込まれてしまう、そんな映画でした。
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