紅孔雀

悪魔はいつもそこにの紅孔雀のレビュー・感想・評価

悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)
4.0
全編、イヤ〜な緊張感が漂うアメリカ南部が舞台のクライム・ムービー。宗教絡みの救いのない話が延々と続き、この後どんだけ嫌な話になるのかなぁ、と残り時間を見るほどでした(殆どホラー映画鑑賞のノリです)。ただ救いは豪華俳優陣。T.ホランド、B.スカルスガルド、R.バティンソン、J.クラークといった男優陣が各々、いい役、悪い役になりきって、素晴らしい演技を披露。またプレスリーの孫娘が出ていて美人なのに驚きましたが、蓮っ葉な演技も似合ってました。
原作を読む必要があって観たのですが、大いに胃にもたれました。でも独特の味のある良作。ナレーターが原作者だったのもうまい工夫だと思いました。
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