みもねる

リンドグレーンのみもねるのレビュー・感想・評価

リンドグレーン(2018年製作の映画)
4.0
不倫や私生児が許されない時代、外国まで行って産んで預けてくるって・・大変な時代だったんだなぁ・・・
産んだばかりで子どもを置いてくるなんて。考えられない。置いてきたとしても自分の身体が覚えている。辛かっただろう・・・・完全に感情移入。

でもわからなかったのが、子どもが2歳くらいになり、育ててくれたマリーをママと呼び当然なついている。だからといって引き取りを諦めるって!!!マリーは報酬をもらってやっているのだろうか。でも、子どもがなんと言っても、引き取れる状況になってんだから当然引き取るでしょう。本当の親なんだから。長い人生の、まだ最初の2年なんだから、これからいくらでも取り戻せる。結局マリーが病気になって引き取らざるを得なくなったけど。
子どもの気持ちを大切にしたってこと?一見優しいけどしょうもない旦那を捨て、必死で働いて子どもに会いに行く、仕事も有能で。素晴らしい女性だと思うけど、そこだけは納得いかなかった。

あと、西洋は小さい頃から子どもは別のベッドだけど、子どもが「そっち行っていい?」という前に、苦しがっている子どもを抱き寄せ温めて安心させてあげないのかなぁ。

とにかく、いい人に出会って、才能を開花させられと思いますと思います。

邦題の方がその後の流れがわか想像でき想像できて良いと思った。

それにしても、子役の寝顔、抜群にかわいい!!

他のユーザーの感想・評価

タノ

タノの感想・評価

3.2
始まりの言葉が何故なのかがだんだんと分かっていくのが感じる。
どんな本を書いているのかは知らないから調べてみようと思う。
子どもへの愛のために頑張った文才と勇気のあるおかあさんのお話。マリアのようないい人にも恵まれてはいたが、自分の意志を貫き実行するのは困難な時代だったと思う。背景のスウェーデンの地方の森と湖が美しかった。長くつしたのピッピ、やかまし村の子どもたちの童話を小さい頃に読んで育ったので、私も作者にお手紙を送ればよかったとうらやましく思った。
y

yの感想・評価

3.6
淡々と爽やかに描いていますが、宗教や慣習に縛られて、未婚の妊娠で女性が苦労する時代だったんですね。
子供と離ればなれはかわいそうだったけど、マリーの病気がきっかけで、その後、人に助けられながら一緒に暮らせるようになって良かった。

マリーへの感謝がもっとあっていいと思った。
マリーは一人で大丈夫なのだろうか?と気になった。
長靴下のピッピもやかまし村も大好きだった。その作者がこんな大変な思いをしていたなんて知らなかった。どこかに仕舞い込んでる本を取り出してきてまた読もうと思った。
犬

犬の感想・評価

3.5
味方

スウェーデンのスモーランド地方
自然の中で伸び伸びと育った少女アストリッドは、思春期を迎えてより広い世界や社会に目を向けるように
そんな中、文才を見込まれて地方新聞社で働くことになった彼女は、そこで才能を開花させるが……

数々の名作児童文学を生んだスウェーデンの作家アストリッド・リンドグレーンの知られざる若き日々を描いた伝記ドラマ

こんなことが

時代を感じる
いろんな物語がありました

子ども

人間模様
家族のドラマ

展開がなんとも言えない

雰囲気もありました
最高に心揺さぶられた作品。
おだやかな始まりだったのに、とんでもなく濃いかった。
なが靴下のピッピそのものの少女。
自由奔放で好奇心旺盛なアストリッド
天才的な才能を活かして、脚光を浴び有名作家に...と思いきや それまでには予期せぬ運命をたどる。しかし強かった。めげない。辛く苦しい経験があってのその後の人生に光が差し込んできたのがわかった。
「アストリッド・リンドグレーン」と言う名前になったのが、終盤に「なるほど〜」と思わせてくれるのが良いーー。
WOWOW.

スウェーデンの女性作家の伝記ドラマ。
社会の偏見と闘わなくてはいけないのはいつの時代も女性ばかりで、切なかった。
彼女の作品を読んだことも存在すらも知らないが、子どもの気持ちを感じられるいい映画でした。
たま

たまの感想・評価

3.5
「長くつ下のピッピ」の作家と言われなければ、なかなかぴーんと来ないアストリッド・リンドグレーン。

でも、スウェーデンを代表する世界的児童文学作家であり、多数の賞を受賞し、スウェーデンの紙幣に肖像が描かれたという人物。

そのリンドグレーンになるまでの物語。
若くしてシングルマザーとなった苦悩と葛藤を描いている。

舞台は1920年代 。
女性の社会進出なんてありえない時代に、才能を見込まれ新聞の編集のアシスタントに始まり、自らの手で道を切り開いていった。今でも北欧は、女性の社会進出が進んでいるのも頷ける。

アストリッドは自由奔放で慣習にとらわれない。10代で不倫に妊娠といったタブーにもめげない。とにかく後ろを向く事がない。そんなところが作品にも現れているのかな。

リンドグレーンという人物も登場し、後に結婚するであろうと伺わせるけど、物語はそれ以前に終わってしまう。その後のことも気になる映画でした。
yukko

yukkoの感想・評価

3.6
果てしなく静かな映画。こりゃ睡眠導入映画だな。
でも私、かなり集中して観てた。面白かった。

大人用なんだよね、脚本が。余計な説明無し。察して、っていう。
こんな気持ちかな?こうだろうな~。あーわかるわかる!はぁ〰なんでだよぉ💧
想像巡らせて。自分なりの解釈で。
物語に入って行けたのでおっけー👌💮

主人公、男見る目あるじゃん😊
最初のアレは好奇心故の若気の至りだからノーカウント。天使授かったんだし👍
saskia

saskiaの感想・評価

3.5
『 長くつ下のピッピ』の作者アストリッド リンドグレーンの知られざる半生のお話。

あらすじ読まずに観たので特に疑問に思わなかったけれど
あらすじ読んだ人は、アストリッドの作家になるまでの人生が描かれると思ったんじゃないかな?

普通にただの不倫のお話だった。

確かにこの展開は不憫だけど
まぁ自分で蒔いた種とも言える。
男がクズだったのもそんなこと最初からわかってたよね。てか人のものとっておいて自分は幸せになれるとか頭がお花畑すぎる。

私は出産後半年くらい入院したから
子供と一緒に暮らせない辛さはよく分かる。なかなか子供が心を開いてくれなくて、冷たくされる辛さも痛いほどわかる。
でも彼女は運がいいよね。
なんだかんだ幸せを手にするんだもん。

なぜ邦題をリンドグレーンにしたのか。
アストリッドでいいじゃん。
リンドグレーンに救われたって言いたいのか?
リンドグレーンはすごく良い人だけど
彼女に良い印象は全く持てないなぁ。

しかもリンドグレーンも略奪愛ってどうなの。全然懲りてないわねこの人。

映画としてはまぁ面白かったけど。


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2021/№661◡̈*✧🌛
おうち映画№661
劇場映画№
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