みうさん

プライベート・ウォーのみうさんのレビュー・感想・評価

プライベート・ウォー(2018年製作の映画)
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想像してた以上にゴリゴリの戦場記者だった。無学ゆえこのジャーナリストのことを存じ上げず…ちゃんと調べます。パンフレットも中身ありそうだったので買ってきました。バイタリティのある女性だなと思いましたね。使命感に突き動かされるというのとも少し違ったのかな…使命というよりなんだ自然に?そして、かなり打ちのめされる終わり方で、みな足取り重く劇場を出て行く感じでした。ジェイミードーナンが割と良かった、この人なんかスマートな役は下手くそだと思うけど、この役はいい感じにハマってた。そして、前情報はロザムンドパイク、スタンリートゥッチくらいのものだったので、プロデューサーがシャーリーズセロンだったの驚いた。けど、プロデューサー意向かどうかは別として、女性面のメリーの描写が割と多めだったのは、そのせいかもなーと憶測する。なんとなくシャーリーズっぽい。自分で演るプランもあったのかな?もしかして?そして、流石のロバートリチャードソンで、ものすごく綺麗なショットとかたくさんあった。車列の空撮とか、前後の引いた画像とか。メリーの足跡を描くことを借りて、ドキュメンタリー的に伝えたいことがたくさん詰まっている作品でした。トムホランダーの編集長は、ジャーナリズムとマスメディアの難しいところを表現してたけど、ちょっと嫌な奴だなあ。歯が抜けるとこ、ちょっとゾッとした。
字幕翻訳/松岡葉子
TOHOシネマズシャンテ スクリーン1F列
残っていた人たちは足取り重かったけど、エンドタイトルも見ないで出て行く人たちのなんと多いことか…足取り軽かった…。なんか残念である。
バハールの涙も見ようと思います。
みうさん

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