面白かった。ミレニアム・シリーズの2と3はひとつの話の前後編といった感じなので続けて観た方が良い。
ミレニアム1(ドラゴン・タトゥーの女)から1年が経過したところでミレニアム2が始まり、ミレニアム3は2と直結しており、未解決だったアレコレにいよいよ決着がつく。
ミレニアム1が同じ北欧ミステリーの傑作シリーズ「特捜部Q」に似たコールドケース(長期未解決事件)的だったのに比べ、ミレニアム2・3はだいぶ異なる展開。話のスケールが大きくなり、エスピオナージュ(スパイ・諜報活動)ものの様相を呈している。
しかも、そこに”ドラゴン・タトゥーの女”リスベットの出自が深く関わってきて、もう一人の主役でジャーナリストのミカエルが巨悪を追う展開となる。
スパイものと言ってもミッション・インポッシブルのようなド派手なアクションは全くなく、クライマックスは法廷シーンで盛り上がる。
さらに”あいつ”はどうなったんだと思っていたら、ちゃんと短時間でスマートにケリがつけられ、ああ、スッキリ!で見終えた。
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