2に引き続き3も完全版を鑑賞。
合わせて9時間の長丁場はなかなか疲れたけど長いなと思うことはなかった。
2〜3は同じストーリーの継続なので6時間の上映時間となる。3はリスベットは病院に入院しているのでほとんど活躍の場はない。
スウェーデン政府の陰謀を明かそうとする公安チームとミレニアムチームが妨害にめげずにやり遂げる。
とくに後編は裁判劇になり病院長の犯罪や陰謀が明らかにされる。
精神病と言われていたリスベットが理理路整然と自自己を弁護する様子など見ていて気持ちよくわかってはいてもすかっとした。
ただハリウッド映画とは違うなぁと思うところ多数。
その辺の空気感がこの映画のヒットの理由なのではないだろうか。
ハリウッドリメイクも第二弾も作りその空気感さえも描写しようとしてたはさすがと思う。
アクショにしろ裁判の結果にしろ大騒ぎしないあくまで静かに静かに。
ラストは窓辺に座ってタバコをふかす。
ちょっとしたドラマシリーズ並みの大作だったけど，途中で眠くなることもなく中弛みもしないのは演出と脚本だろうか。
登場人物にあまり共感はないのに見せてしまうのはすごいと思う。
