ヒーローものばかりに良い点数をつけるのはどうかと自問自答をするものの良いのだからしょうがない。
白人男性を中心に徹底的に男が良く描かれていないミサンドリー作品ではあるのだが男である私が観ても痛快で楽しいアクション映画だった。
またテーマであろう「女性の自立」の表現もばっちり。
そもそも特殊能力のない女性チームが男性をバッタバッタと倒していく様は痛快としか言いようがない。
ジャッキーチェンばりのローラーチェイスなどアクションシーンとにかく楽しかった。
ヴィラン対ヴィランという構図は先日みた深作欣二の魔界転生を思い出させた。
街や部屋の中等、美術も可愛くて素晴らしかった。
お手玉やくす玉みたいな銃も良かった。
コロナ騒動中の公開になってしまったのが悔やまれる良作。
次作であるジェームスガンのスーサイドスクワットが楽しみ。