エアール

ポーラー 狙われた暗殺者のエアールのレビュー・感想・評価

ポーラー 狙われた暗殺者(2019年製作の映画)
3.8
いや〜ガッツんきましたね!!!
マッツ・ミケルセンがとにかくカッコええ、笑
よくぞやってくれました、って感じです。

多くを語らず、ほんであの貫禄、
背中を見てるだけでも
なんかゾクゾクっと感じるものもあったりして、笑
殺しも、ファックもサイコーでした!!

次から次へと
手際よく、時に惨たらしく
冷酷無慈悲に相手を処理していく様には
惚れ惚れです。


50歳になったら現役から退く。
そんな会社の方針により引退を2週間後に控えた、ベテラン暗殺者 ”ブラック・カイザー”ことヴィズラ。
引退後には会社から莫大な年金が支払われることに
ーーその額、なんと827万ドル。

一個人にそんな大金を支払うなんて冗談じゃない。
引退前に不慮の事故、
もしくは、任務遂行の途中に死亡した場合は
契約に則りカネは会社に戻ることになっていて…

ってなもんで
引退前になんとしても
ヴィズラに死んでもらうべく
会社は動き出す
ーー彼を偽の殺し依頼でおびき出し
息の根を止めることに…


が実際
事はそう簡単に運ばない。
ヴィズラは標的をきっちり始末、
その過程で自分が嵌められていた事を知る
ーー本当の標的は自身であり
始末しようと会社が動いていることを…

都会から離れたお気に入りの別荘、
送り込まれる刺客たち、
湖を挟んで向かいの小屋にひとりで住む隣人さん カミール、
過去に大切な家族を失うきっかけとなったある出来事をずっと引きずっている、
繰り返し見る悪夢、
拉致と薬漬け、
仲間の裏切り、
地獄の4日間と拷問、
やられたらやり返す、復讐の時、
そして新たな目的と前進…


ミケルセンが素晴らしいのはもちろんなんですが、
ほかキャサリン・ウィニックやヴァネッサ・ハジェンズ、
ほいではちきれそうなナイスバディをもつ殺し屋 シンディことルビー・O・フィーやアナスタシア・マリニナら
女優さんらの活躍もまた素晴らしい。

それから
ヴィズラとカミール、それぞれ抱える過去が
繋がりを見せるあたりも
良かったです。
さて、人捜し…見つかるいいですな〜
エアール

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