ジーナ

シャドーのジーナのレビュー・感想・評価

シャドー(1982年製作の映画)
3.9
これぞジャーロ映画!
イタリアン・ホラーの真髄である!!
主人公はイタリアにやってきたアメリカ人であったり、黒い手袋をはめた正体不明の犯人により美女が次々殺され、登場人物の主観がコロコロ変わり、歪で壮大な音楽とお約束の連続ですw

本作でもとにかく沢山の美女が次から次へと現れる!
主人公の秘書も美女、婚約者も美女、ホテルの支配人の娘も美女、記者も美女、その友達も美女、女刑事も美女、万引少女も美女、犯人の記憶の中に現れる女性も・・・、やっぱり美女!
時々はみ出るおっぱいがセクシー。
そして、次から次へと死にまくる!w
その死に様の美しさたるや芸術としか言いようがない。
腕をちょん切られて吹き仕切る血で壁に弧を描くシーンなんて感心するしかない。

白昼堂々と殺人が行われても誰も犯人を探そうとしなかったり、「悪魔のいけにえ」よろしく夜道で野犬に襲われて美女が叫びながら逃げ回るシーンが延々と続いたり、面白いんですけどツッコミどころも満載w
完璧とは言えないストーリーですが、そこはジャーロですから目をつむりましょう。
ラストは確かに衝撃的ですしね。

ダリオ・アルジェントの内縁の妻であるダリオ・ニコロディの妖美と叫びは必見である!
ジーナ

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