LcK0812

jamのLcK0812のレビュー・感想・評価

jam(2018年製作の映画)
3.5
好き嫌いでいえば好きだが、人に勧めるのは躊躇する映画。

売れない演歌歌手ヒロシとそのファンの見せ方を笑えるのは、
自分を俯瞰して見られるファンか男性客ぐらいでしょう。
映画が終わって静まり返った劇場が忘れられません。

ハンマーの使いかたは面白かったし、
鈴木伸之はアクションが映えると改めて感じた。
しかし男性に訴求するなら、アクションはもっと振り切っても良かった。

町田啓太の演じるタケルの介護シーンは、
さんざん気持ち悪いと言われましたがまったくそうは見えませんでした。
普通の介護にしか見えないので、
どうも視点がずれているように感じます。

劇団EXILEの見せる演技やアクションは素晴らしいので、
このプロジェクトが続けばいいと願うばかりです。
次回こそ、今回メインではなかった役者にもスポットを当ててもらえると嬉しいです。
LcK0812

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