まりん

アマンダと僕のまりんのネタバレレビュー・内容・結末

アマンダと僕(2018年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます


ちょっと、gifted/ギフテッドを思い出した。アマンダは別に天才少女じゃないんだけど。
ダヴィッドは頑張っているし好青年だけど、エリートじゃない。仕事は便利屋。それはぞれで良いんだけど、きっとテニスで挫折したからじゃないかと思うんだよね。
サンドリーヌはそんな彼をもう一度やる気にさせたいと気に掛けていたんだよね。

gifted/ギフテッドの叔父さんも天才な自分を捨てて生きていたからね。

姉弟二人きり。母娘二人きり。二人にとってかけがえのない姉であり母親。あの失い方は辛い。そんな展開は予想出来ないので、衝撃だった。
皆が呆然としているのが良く分かる。

悲しみは小さくはならない。持ち運びやすくなるだけ。と言われた事が有る。凄く納得だった。そして、時々急に襲ってくることも有る。ふとしたきっかけで。
その時々にちゃんと哀しみながら、立ち直って行く。それが丁寧に描かれていた。アマンダは、あのテニスプレイヤーを忘れられないだろうな‥
まりん

まりん