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アマンダと僕のmのレビュー・感想・評価

アマンダと僕(2018年製作の映画)
5.0
とてもとても良かった。あらすじや予告、キャッチコピーだけ見て普通の感動ものと思わないで観て欲しい。ただのお涙頂戴物語では全くないんだよ。。。

エルヴィスは建物を出た=おしまい、望みはない

これをラストシーンにも持ってきていてアマンダの想いがいちばん溢れるところだった。観ているときは涙をボロボロ流して泣くという感じではなかったけど、観終わってご飯食べているときに想い出してどんどん悲しくなって涙が出た。

映画とは関係ないのだけどあの言葉は自分にも突き刺さる部分があり、いろんなことに気付かされた。登場人物たちは皆とても個々を大切にしていて自分を大事にしていた。

この映画も私の言葉のセンスの無さでは全然上手く感想が書けない。

登場人物が皆それぞれ本当に素敵でいとおしくてたまらなかった。

映画の終わり方もすごく良くてエンディングでかかる曲、この映画の雰囲気に合わないようでいてなんか不思議なんだけど合わないわけもなく本当に良くて、調べたらジャーヴィス・コッカーという人のこの映画のために書き下ろした曲らしい。

あと最後にシャンタル・アースに捧ぐって出てきて誰だろうと調べたら、監督のお母さんでこの映画の撮影前に亡くなったらしい。自分の想いをアマンダに重ねたのかな。

両親でも、恋人でも、片思いしている人でも、友人でも、誰でも大切な人を失う経験はすると思うけれど、それを乗り越えるのは本当に辛い。

素敵なシーンや台詞がたくさんある。
もう何言ってるかわかんない。

あああああ!!みんな観てくれ!!
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