ゴンドラがものすごくよかったので、同監督の作品を鑑賞。
期待どおり!
人がかわいらしくてユーモラス!
ブラの持ち主探すって…
たとえ「自分のだ!」とわかっても、言い出すの絶対イヤじゃない?
気持ち悪くない?
と、そもそもストーリーに若干疑問を持っていたけれど
いやいや、これがなんともユニークな場面を巻き起こす。
自分のじゃないのに、尋ねてきたおじいさんを女性たちはあの手この手で招き入れ
このおじいさんに迫ったりからかったりする。
女性たちの思わぬ攻撃に、目を白黒させながら部屋を後にするおじいさん。
大きな出来事は起こらないのに
小さな小さな空間で、くすっ。うふっ。となるシーンの積み重ねで進む物語は
なぜこんなに愛おしいのか!
台詞がないことで、登場人物の表情からより豊かに感情が伝わる気がするし
添えられる音楽や流れる景色もその分雄弁。
景色がとにかくステキだったなぁ…
機械に囲まれて、機械音を組み合わせてラッパふく後輩も
割りと好きだった。
すっかりこの監督のファンになってしまった。