あつぼう

ラスト・プレゼントのあつぼうのレビュー・感想・評価

ラスト・プレゼント(2001年製作の映画)
3.7
大切な人が不治の病になるっていうのは、この当時の韓国映画お得意の展開ですね。この手の映画が好きなら泣けるはずです。
自分は泣くまではいかなかったけど感動しました。
主人公が漫才師なんですが、韓国の笑いってのは全然理解出来ません。
漫才のシーンは全く笑うことが出来なかったです。でもそれが逆に良かったかもしれないです。これが韓国の笑いって割り切ったらたいして気にならなくなりました。へんに笑いのツボが分かるような漫才で笑えなかったら映画自体も冷めてしまいますからね。

お互い相手の事を大切に思うが故に、お互いを傷つけてしまう展開は可哀そうでした。不器用でキツイ言葉で傷つけあってケンカばかりするけど、相手の事を思い心底愛してるのが伝わってきました。
なんか不思議と憎めない詐欺師のコンビが凄く良かったです。根っからの悪人ではないので、ジョンヨンの病気の事を知ってからこの夫婦を助けてくれます。コミカルなトークで映画の雰囲気を和らげてくれました。
ラストには、なるほどって展開も待ってて楽しめました。

イ・ヨンエは美しいですよね。
【JSA】でも美しさが際立ってたけど、こういう映画の方が彼女にはあってると思う。
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